嫌がらせするために駐車場に「五寸釘」を置いた疑いで男(73)を逮捕 駐車位置をめぐり不満を募らせたか【岡山】

今年4月、嫌がらせのため、他人の駐車場に釘を置いた疑いで岡山県倉敷市の男がきょう(10日)、逮捕されました。

岡山県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、倉敷市福田町古新田の無職の男(73)です。

警察によりますと、男は今年4月12日から25日までの間に、少なくとも3回にわたって、岡山県南部に住む70代の女性の駐車場におしかけて釘を設置し、身体の安全、住居等の平穏が害されるようにした疑いがもたれています。

現場には、15cmほどの釘、いわゆる五寸釘が数本、置かれたり尖った部分をのぞかせるような形で埋められたりしていたということです。

警察は、4月20日、女性から「自宅の駐車場に釘が埋められていた」という相談を受け、防犯カメラの映像を調べるなど所要の捜査を行って男の容疑を特定し、逮捕しました。

警察では、男の実家が女性の家の近くにあり、女性の駐車位置をめぐって不満を募らせていたのではないかとみて調べています。

警察の調べに対し、男は「釘なんて置いていないし駐車場にも入ったことはない。全く身に覚えはない」と容疑を否認しています。

© RSK山陽放送株式会社