西武の育成出身ルーキーがプロ初安打&初盗塁 9日急きょ支配下登録 新背番号75のユニホームも届いた

5回2死、中前打を放つ西武・奥村(撮影・冨永豊)

◆日本生命セ・パ交流戦 西武―DeNA(14日、ベルーナドーム)

西武の育成出身ルーキー、奥村光一が11打席目で待望のプロ初安打を放ち、初盗塁も成功させた。

3試合ぶりのスタメンで1番右翼に入ると、5回2死の第2打席にDeNA濱口の高め直球を捉えて中前打。一塁上でこん身のガッツポーズを披露した。

奥村はルートインBCリーグ群馬から育成ドラフト6位で入団。50メートル5秒8の俊足と積極的なプレーが持ち味でイースタン・リーグに18試合出場して打率2割1分9厘ながら6盗塁すると、9日の阪神戦(甲子園)前に急きょ支配下選手登録された。

突然の支配下入りだったため、13日までは育成時代の背番号132で出場。14日にようやく新たな背番号75のユニホームが届くと、望んでいた結果も手にした。

© 株式会社西日本新聞社