被災地でも連日厳しい暑さ…珠洲市の避難所でエアコンの搬入始まる 窓が開けられず「暑くて寝苦しかった」

被災地は14日も志賀町や七尾市などで真夏日となり厳しい暑さを記録しています。
こうした中、珠洲市の避難所ではエアコンの搬入が始まっています。

現在も15人が避難生活を続ける珠洲市の飯田小学校。
連日厳しい暑さが続く中、課題となっているのが熱中症対策です。
外では地割れしたグラウンドの修復が行われ、土埃が舞うため窓を開けることができません。

避難者:
「30℃超えた時は暑くて、飲料水を枕元に置いていた。向こうの部屋から風がきていても届かないから寝苦しかった。」

これまでは隣の部屋にあるエアコンを付けてそこから風を送っていました。
そんな中…

飯田町町内会連合会 泉谷伸七会長:
「この部屋にクーラーが2台入る。それが今届いている。」

珠洲市では26ある避難所のうち冷房設備のない15か所にエアコンの搬入を進めていてこちらには2台が搬入されました。
設置作業は来週中に行われる予定です。

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