![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1174332197833786363/origin_1.jpg)
ファンとタッチを交わし引き揚げる笹川(撮影・栗木一考)
◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク2―0阪神(14日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンクが零封勝ちで2連勝を飾り、今季最多の貯金22とした。5回2死から笹川吉康のプロ初安打、廣瀨隆太のプロ初本塁打となる先制1号2ランで2点を奪い、3投手で逃げ切った。
小久保裕紀監督は「伊藤(将)がコーナーをつく彼らしいピッチングで打ちあぐねていたんですけどね。今日は若い力と言いますか、久しぶりの筑後ホークスの活躍で勝てました」と目を細めた。
高卒4年目の笹川をプロ初スタメンで起用。「ファームでも(伊藤将と)対戦があるので、今日スタメンでいこうというのは今週の頭から決めていた。その前にちょっと緊張をほぐすためにも、代走や守備固めで使えればいいなと思っていて、2打席には立っていたので。比較的今日は落ち着いてそんなに緊張していないと言っていた。いい結果が出て良かったですね」と用意周到な起用だった。
さらに左対左、ファームでの5月31日の対戦では3打数無安打に抑えられていたが、小久保監督は「対応じゃないですか。結果じゃないから。結果が三振だろうがその前のボールに対する対応をわれわれは見ている。結果だけ見ているわけじゃないので」と説明した。