【巨人】「7番・坂本」は合議制 阿部監督の決断で連敗ストップ「相手が嫌かもという打順」

巨人・阿部監督

巨人の阿部慎之助監督(45)が連敗を6でストップさせた打順改造の秘密を明かした。

14日の日本ハム戦(エスコン)で巨人は2回に「7番・坂本」の4号ソロで先制すると、5回に「6番・吉川」の2号3ランなどで7点を挙げた。投げては先発・戸郷が9回134球を投げ抜き7―2の完投勝利で6勝目をマークした。

阿部監督は「良かったです。勝つって嬉しいね」と連敗ストップに笑顔。坂本を今季初めて下位の「7番・DH」で起用したことに、「今日はピッチングコーチとバッテリーコーチとヘッドコーチ含めて、相手が嫌かもしれないなっていう打順で行ってみようってことで。独断で僕が決めたわけじゃないから」とキッパリ。打順に関して初めて投手コーチの意見を取り入れたという。

言わば「合議制」での打順決定となった。指揮官は「下位に(坂本が)いるっていうことが。そういうのも多分あったと思う」と投手コーチの考えを尊重すると、結果を出した坂本にも「今日ちょっとだけアドバイスはしたんだけど。すぐああやって結果出せるし。それをどう継続していくかってことが大事だと思います」とうなずいた。

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