アンジェリーナ・ジョリー、ブロードウェイ作品を通して末娘に対する理解を深める

アンジェリーナ・ジョリーは、自身が制作を担ったブロードウェイ作品を通して末娘ヴィヴィアン(15)に対する理解を深めたという。西海岸で『アウトサイダー』の舞台を観たヴィヴィアンから同作を薦められたそうで、末娘の情熱に押されてブロードウェイ公演の制作陣に加わったそうだ。

アンジェリーナはデッドラインにこう話す。「私の娘ヴィヴィアンは舞台を愛しているの」「娘は全ての舞台作品を評価しているけど、自分が何を身近に感じ、何に反応するのか確実に分かっているわ。彼女は(カリフォルニア州)ラホヤで『アウトサイダー』を5回ぐらい観に行って、それを私に話してくれた。私は随分前にその本を読んで映画を観ていたんだけど」

娘に促されて、その作品に再び注目したというアンジェリーナは、「私の若い娘に与えた影響や、彼女が自分自身について語ってくれること、それの何か彼女にとって大切なのか、そして彼女が深く感銘を受けた理由」を学びはじめたそうだ。

元夫ブラッド・ピットとの間に、ヴィヴィアンのほか5人の子供がいるアンジェリーナは、ヴィヴィアンをアシスタントにして同作品の製作陣に参加することにしたという。

それは、「ヴィヴィアンをより理解する瞬間」だと気付いたそうで、「これが今若い彼女にどのように影響を与えているのかを理解するとても異なる経験だったわ。そして、彼女が何かを私に伝えようとしていることも。それがこの作品の力なの」「そして、これを今の姿にするために昨年を通して皆が働いている様子を目にすることができた。ヴィヴィアンは、全ての過程に携わったの」と振り返る。

そんなアンジェリーナは以前、ヴィヴィアンを見ると、「中心で注目を浴びる」ことを好まなかった自身の母、女優や声優として活躍したマルシェリーヌ・ベルトランを思い出すとして、「ヴィヴィアンは母を思い出させるわ。中心で注目を浴びることに焦点を当てず、ほかのクリエイターたちのサポートをするというところがね」「彼女はとても思慮深く、舞台に関して真剣で、どのようなかたちで自分が貢献できるかをできる限り理解しようと努力しているの」とE!ニュースで明かしていた。

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