ブランスウェイトの獲得を画策するマンU…約90億円のオファーは拒否される見込みも交渉は継続へ

エヴァートンに所属するイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイトに、マンチェスター・ユナイテッドが獲得オファーを提示したようだ。14日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。

現在21歳のブランスウェイトは、ユース時代を地元のカーライル・ユナイテッドで過ごし、2019年3月に16歳の若さでトップチームへと昇格した。2020年1月にはエヴァートンと2022年までの契約を締結し、イングランド4部からのステップアップに成功。その後は、ブラックバーン・ローヴァーズとPSVへのレンタル移籍を経て、エヴァートンに復帰した2023-24シーズンは公式戦41試合出場3ゴールの成績を残している。

195センチの恵まれた体格と左利きという利点を武器にしながら、今月3日にはイングランド代表デビューを飾ったブランスウェイト。昨年10月にエヴァートンとの契約を2027年6月末まで延長した同選手には、以前よりセンターバックの補強を目指すマンチェスター・ユナイテッドからの関心が報じられており、既に個人合意に達しているとも伝えられている。

そんななか、同紙によるとマンチェスター・ユナイテッドがブランスウェイト獲得に向け、約4500万ポンド(約90億円)のオファーを提示した模様。一部メディアからは、エヴァートンが8000万ポンド(約160億円)の移籍金を要求するとも報じられていることから、『デイリー・メール』も「ユナイテッドのオファーは拒否される可能性が高い」と主張したが、引き続き両者の交渉は継続していくとの見方を示した。

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