喜多方市は市内の郷土民俗館など5施設を、同市高郷町のカイギュウランドたかさとの2階スペースと、カイギュウランドに隣接する西羽賀体育館に集約する方針を固めた。
集約するのは、市が運営する市郷土民俗館、山都民俗資料館、飯豊山寄覧所館、高郷郷土資料館、高郷民俗資料館の5施設。いずれも建設から40~60年を迎えており、施設の老朽化が課題となっていた。集約によって、展示内容の重複解消なども目指す。
集約を巡っては、学識経験者などで構成する市郷土民俗館等運営委員会での協議や市民からの意見公募などを踏まえて、方針を決めた。今後は、展示内容や展示方法、学芸員の配置などについて検討する。
13日に行われた喜多方市の6月議会で議員の質問に市側が答えた。