8戦未勝利の西武・髙橋光成がDeNA戦に先発 東克樹とのエース対決制し今季初白星なるか

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3年連続2ケタ勝利右腕が未だ勝ち星なし

西武の髙橋光成が14日のDeNA戦(ベルーナドーム)に先発する。

3年連続2ケタ勝利をマークしているプロ10年目右腕が今季は苦しんでいる。ここまで8試合に先発して未だ勝ち星なく0勝6敗、防御率4.47、QS(6回以上自責点3以下)も3度のみと、チームのエースとしては不甲斐ない数字が並ぶ。

前回登板した8日の阪神戦(甲子園)でも5回80球を投げて7安打4失点とゲームを作れず、今季6敗目。5月14日の日本ハム戦(エスコンF)以来、3試合連続でQSを逃すなど、なかなか調子が上がってこない。中6日で上がる本拠地のマウンドで出直しを図る。

DeNAとは昨年の交流戦でも対戦。敵地・横浜スタジアムで6回101球を投げて8安打4奪三振4失点(自責は3)の内容だった。

チームは交流戦に入っても調子が上がらず、4勝11敗でリーグ戦と同様に最下位に沈んでいる。昨季リーグ2位の防御率2.21で、完封2回と大黒柱の働きを見せていたエースが今季初勝利を手にし、チーム浮上のきっかけをつかみたい。

4試合ぶりの白星目指す東克樹

一方、DeNAの先発は東克樹。昨季最多勝と最高勝率の2冠に輝いた左腕は今季11試合に先発して4勝無敗、防御率2.34、登板した全試合でQSをマークするなど、安定感抜群の投球を見せている。

ただ、ここ3試合は勝ち星なしが続いている。前回登板した8日のソフトバンク戦(横浜)では、7回97球を投げて7安打5奪三振3失点とまずまずの投球内容だった。そこから中6日で今日の登板を迎える。

西武とはプロ7年目で初対戦となる。チームは4連敗のあと5連勝と波に乗っており、今日勝てば借金返済。エース左腕が今日も快投を見せ、5割復帰の立役者となるのか、注目だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

日本ハム・金村尚真-巨人・F.グリフィン(エスコンF)
楽天・古謝樹-広島・玉村昇悟(楽天モバイル)
ロッテ・横山陸人-中日・H.メヒア(ZOZOマリン)
オリックス・東晃平-ヤクルト・サイスニード(京セラD大阪)
ソフトバンク・東浜巨-阪神・J.ビーズリー(みずほPayPay)

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