この夏は愛犬と一緒にどう?赤城乳業が新アイス「ワンワン君」を発売…担当者に商品名の由来を聞いた

気温が上がり、今の時期に食べるアイスは格別だ。そんな暑い日にぴったりなアイスを“愛犬”にも届けてみるのはどうだろうか?

ガリガリ君を製造・販売する「赤城乳業株式会社」が、愛犬用のアイスを新たに開発した。その名も「ワンワン君」

ペット栄養管理士が監修し、人間用と同じ品質基準で選んだ原材料と徹底した製造基準のもとで製造しているという。

6個入りのセット販売で、味は北海道ヤギミルク(3個)、あまおういちご(1個)、宮崎マンゴー(1個)、バナナ豆乳(1個)となっている。この味づくりにはたくさんの犬が協力をしたという。

数量限定販売となり、専用オンラインショップで6月17日午前10時から1セット3168円(税込み)で購入できる。また、発売記念として6月16日に「ふかや花園プレミアム・アウトレット(埼玉・深谷市)」で試食イベントと共に先行販売が行われる。

50匹以上のワンちゃんが協力!

暑い夏を愛犬と一緒に楽しく乗り越える一助になりそうな商品だが、そもそも赤城乳業で“犬用”は初めてになるのだろうか?犬用だからこそのこだわりも知りたい。

赤城乳業の広報担当者に話を聞いてみた。

ーーなぜ“愛犬用のアイス”を作ったの?

国内の人口減少・少子高齢化が進む中、「アイスドリーム」=“アイスを通じて人々の日常をもっと豊かに楽しいものにしたい”という理念から、未来に向けた新しいアイス需要の創出するため、この度「アイスドリーム研究所」を創立いたしました。

弊社の代表商品である「ガリガリ君」は1981年、子どもが遊びながら食べられるかき氷バーをとの考えから誕生しておりますが、今回の「ワンワン君」ではワンちゃんとその家族みんなでアイスを楽しんでもらいたいという想いから誕生いたしました。

ーーこれまでに犬用の商品を出したことはある?

2003年に「ワンコのアイス」という犬用アイスの商品を一時的に販売しておりました。

ーーこだわりを教えて。

自分以上にワンちゃんには良いものを食べさせたいという飼い主(親)心も反映し、ペット栄養管理士さん監修のもと、ヒト用と同等の品質基準の原材料を選定し、徹底した製造基準のもと製造しております。

ーー犬用だからこそ気をつけた部分は?

一般的な(人が食べる)アイスと比べて甘さ控えめになっております。また、人よりも体が小さいワンちゃんへの添加物の影響を心配される飼い主さんもいらっしゃることから、本商品は香料・着色料・乳化剤不使用となっています。

ーーワンちゃんたちにはどのように協力してもらったの?

今回の4種類に至るまでの試作品も含めて、社内外50匹以上のワンちゃんに試食の協力をしてもらいました。ワンちゃんが好む味づくりのために試作と試食を重ね、同時に、飼い主さまにとっての安心安全な品質の原材料選定を重視して開発いたしました。

ーー人も食べることはできる?

人体に害のある原材料は使用しておりませんので、万が一、人が食べてしまっても大きな問題はございません。しかしながら、体質によっては、アレルギーや消化不良などを起こしてしまう可能性もございますので、犬用アイスとしてお楽しみいただければ幸いです。

ーーちなみに、「ワンワン君」という商品名の由来は?

「ワンワン君」はガリガリ君が飼い始めた子犬でして、ガリガリ君の愛犬なので「ワンワン君」と名付けました。

広報担当者は、本格的な夏を迎えるこれから、「ワンちゃんとそのご家族みんなでアイスを食べて、この夏を楽しんでいただけたら嬉しいです」と話していた。

飼い主たち人は「ガリガリ君」で、愛犬たちは「ワンワン君」で、一緒にアイスを楽しんでみるのもいいかもしれない。

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