大谷翔平MVPレース脱落? 米スポーツサイトがバッサリ 天文学的数字残さないと…

どうなる?大谷翔平(ロイター=USA TODAY Sports)

通算3度目、史上初のDHでのMVP受賞が期待されるドジャース大谷翔平投手(29)に米スポーツサイト「スポーティング・ニュース」は14日(日本時間15日)に「ドジャースのDH大谷翔平はMVPレースから脱落したのか?」と題し、現在の成績ではMVPは難しいと辛口で論評した。

「開幕当初(から5月中旬まで)の大谷は打率3割6分4厘、出塁率4割3分2厘、12本塁打、30打点、10盗塁で、まるでクルージングするように打っていたが、その後壁に当たり、今は大谷はMVPレースから完全に脱落したようだ」とバッサリ。

続けて、大谷が5月16日(同17日)のレッズ戦以降の24試合で打率2割、出塁率2割7分6厘、長打率4割、2二塁打、1三塁打、5本塁打でチームも12勝12敗であることを挙げ、「大谷の70試合の数字は悪くない。問題は、過去に誰一人DHでMVPを受賞していない歴史から彼がMVPを取るためには天文学的数字でなければならないこと。この時点で、彼が巻き返してMVP候補に必要な数字まで上げられる可能性は低い」と、指摘した。

MVPを受賞した2021、23年は投打二刀流ではあったが6月にアーチを量産している。今季もきっかけをつかめるか。

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