湯河原町長選 土屋氏が立候補を表明 「町民が主役の町づくり」 小田原市・箱根町・湯河原町・真鶴町

会見を行う土屋氏

冨田幸宏町長死去に伴い実施される湯河原町長選(6月18日(火)告示、同23日(日)投開票)に、同町議の土屋由希子氏(無所属・41)が6月7日、立候補する意向を表明した。同選挙への表明は土屋氏が3人目。

同日の会見で土屋氏は「これまでの立候補者の中に自分が町長になってもらいたい人がいなかったため出馬を決めた」と説明。「町の存続は子どもが生まれない限りできない」と助産院開院の支援、待機児童解消などを挙げた。また、「町民が主役の町づくり」に向け、町民提案制度の創設や町長車の廃止、終活の支援などを訴えた。

土屋氏は湯河原町出身で1982年生まれ。中央大学理工学部卒。2019年に同町へ戻り、20年の町議会選で初当選。23年の町長選に挑戦するも落選、24年の町議選で返り咲きを果たした。

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