粗品に“白旗”の宮迫博之が吐いた弱音「兄さん、疲れました」 大先輩が裏側を告白

宮迫博之(左)と霜降り明星の粗品【写真:舛元清香、山口比佐夫】

東国原英夫氏「(再生回数が)目的の一つじゃないかなと思う」

タレントの山田邦子が15日、関西テレビ『ドっとコネクト』(土曜午前11時20分)に生出演。番組では元雨上がり決死隊・宮迫博之と霜降り明星・粗品の“バトル”について取り上げた。

発端となったフジテレビ系『酒のツマミになる話』での、粗品の「先輩じゃない、あいつ」などの発言。共演していた山田は、「最初の悪口言ったときは一緒にいたんです。蛍原(徹)もいたし、(千鳥の)大悟とかノブとかがいて。だから言いたい放題言っても、必ず的確につっこんでくれる人がいたんで、粗品君は途中からどんどんどんどん加速してって、暴言のネタが1個できあがったような感じでしたね」と振り返り、「面白かったんです、そのときはね。ここまでいくとは思いませんでした」と苦笑気味に話した。

大御所の明石家さんまもコメントをしたと知ると、山田は「さんちゃんまでが」と仰天。さんまがラジオ番組で「(バトルが)マジやったら、我々世代、芸能界では考えられない。後輩が先輩を(けなす)っていう。(今は)吉本じゃないっていうたって、お笑い芸人は先輩・後輩やから、縦やからな。先輩に対して、ああいうことを言うっていうのはホントは間違いやねんけども」と2人で組んだ“ネタ”でなければ、粗品に非があるという考えを披露したと紹介された。聞いていた山田が「これ(オール)巨人さんなんかに会ったら、ぶっ飛ばされて終わりですよ。(先輩後輩が)しっかりしてますからね」と笑った。

元宮崎県知事の東国原英夫氏は「お互い話し合ってんだろう、暗黙の了解というか」と見解を示し、「再生回数、ハンパじゃないですよ。お互いの再生回数が。これで目的を達成したんだろうなと僕は思ってます。で、再生回数が上がってきたから、200万回ぐらいいってるんですよ、お互い。で、引くに引けなくなったんじゃないかなって。“もうちょっと上げようか”みたいな」と続けた。MCの石井亮次アナウンサーから「じゃあ、お互い悪い気はしてない?」と聞かれると、東国原氏は「根底ではそう思ってるんだけど。でもこれがもし、やらせだったら引くよなっていう気持ちもあるので、本気でやってほしいな」と話した。

約1週間前に、宮迫とYouTuberのヒカルとコラボ動画を撮影したという東国原氏は、「負けでいい」と終結宣言した宮迫から「兄さん、疲れました」と言われたと打ち明けた。

続いて、粗品が千原せいじのYouTubeで語った“宮迫口撃理由”が『闇営業騒動を受けてCMが2本ぐらい消滅した』という“恨み”だったと紹介。強烈な怒りのトーンについては「そういう芸風で、最近はいいの見つけたと思って」と明かしていたとした。

東国原氏は「『ケンカすると再生回数上がるんですよ』ってことは言ってるので、それが目的の一つじゃないかなと思うけどね」と話した。ENCOUNT編集部

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