武蔵、TOMO、自演乙、裕樹…麻原将平の引退セレモニーに往年の名キックボクサーが続々登場

 テンカウントゴングを聞く麻原将平

 「キックボクシング・RISE」(15日、エディオンアリーナ大阪)

 ビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2014 OSAKA」で、RISEで2008年にデビューしてから昨年まで数々の名勝負を残して来た麻原将平(39)=パウンドフォーパウンド=の引退セレモニーが行われ、往年の名キックボクサーたちが出席した。

 麻原は空手の正道会館出身で、RISE軽量級の主力としてイ・ソンヒョン、裕樹らと死闘を展開した。近年はRISE以外にも参戦し、ホーストカップ初代スーパーライト級王座にも就いた。戦績は26勝(8KO)18敗1分。

 この日は武蔵氏、TOMO(森知行)氏、長島☆自演乙☆雄一郎氏、裕樹氏、RISEの伊藤隆代表ら往年の名キックボクサーたちが、セレモニーで花束を贈呈した。

 麻原は「18歳で格闘技を始めて、全力で格闘技を頑張ってきました。プロになって16年、いろんな団体でいろんな選手といろんな舞台で戦ってきました。RISEでデビューして、最後にこうやってRISEで引退できることを光栄に思います。今は大阪でキックボクシングのフィットネスジムをオープンしています。一人でも多くの人にキックボクシングの楽しさや素晴らしさを伝えたいと思います」とスピーチ。テンカウントゴングとコールを聞き、四方に深々と頭を下げて、リングに別れを告げた。

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