【中日】今季11試合目の零封負け…交流戦3年連続負け越し 立浪監督「悪いところが全部出た」

気持ちを切り替えた中日・立浪監督

中日は15日のロッテ戦(ZOZOマリン)に0―10で敗れ、借金は今季最多タイの「5」。交流戦の成績は7勝10敗となり、3年連続での負け越しが決定した。

投打ともに見せ場がなかった。中日先発・メヒアは3回に先制点を許すと、5回には二死一塁から藤岡に右翼席へ運ばれ0―3。続くポランコに右翼への二塁打を許したところで降板となり、4回途中7失点の前回登板(8日、楽天戦)に続いて2試合連続でのKOとなってしまった。

リリーフ陣も打ち込まれて被安打16の10失点。守りでもミスが続出し、今季最多の1試合3失策を記録した。打線はわずか5安打で今季11試合目の零封負け。交流戦17試合で零封負けが5試合という結果には、パ・リーグとの対戦を楽しみにしていた竜党もガックリだ。

「5回二死からの失点が響いてしまった。これだけミスが出たらうまくいくわけがない。悪いところが全部出た試合だった」と立浪和義監督(54)も渋い表情。3年連続の交流戦負け越しについて「パ・リーグの投手は力のある投手が多いので、なかなかここまで点が取れなかった。原因は一つそこかなと思います。先発投手もやられるケースが多い」と語った指揮官は「切り替えて、明日は交流戦最後なので、一つ取りにいけるようにやっていくだけです」と言葉に力を込めた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社