ソフトバンク・近藤が先制3ラン 勝てば今季最多貯金23 5年ぶり9度目の交流戦優勝に望みつなぐ

 1回、左中間に先制3ランを放つ近藤(撮影・山口登)

 「ソフトバンク-阪神」(15日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンク・近藤が初回に先制の9号3ランを放った。

 2死二、三塁。阪神先発・ビーズリーの150キロを左中間のホームランテラスへ叩き込んだ。近藤は「打ったのはツーシーム。自分のスイングができました。先制のチャンスを生かすことができて良かったです。勝ちにつなげられるように頑張っていきます」とコメントした。

 近藤は12日のヤクルト戦の守備で右手の中指と薬指の付け根を痛めて、その後病院で捻挫と診断されたことを本人が明かしていた。それでも翌日以降は指名打者ながら出場を続けており、小久保監督も「中軸、主力としての責任感で試合に出てくれている」と話していた。

 また、この日のデーゲームで交流戦首位の楽天が敗れたため、ソフトバンクは勝利すれば同率1位に浮上する。

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