13日、マセル地区病院・眼科診療所建設プロジェクトの竣工・引き渡し式に出席し、あいさつするレソトのモチョボロアネ保健相。（マセル＝新華社配信）
【新華社ヨハネスブルク6月15日】アフリカ南部レソトの首都マセルで13日、中国が建設を支援したマセル地区病院・眼科診療所建設プロジェクトの竣工・引き渡し式が行われた。中国建設大手の上海建工集団がプロジェクトを請け負った。
式典にはレソトのマテカネ首相やモチョボロアネ保健相ら政府高官、在レソト中国大使館の呂良忠（りょ・りょうちゅう）臨時代理大使、中国のレソト支援医療チームのメンバー、中国商会の代表、地元住民ら約600人が出席。マテカネ、呂両氏がテープカットを行った。
レソトの首都マセルで中国が建設を支援したマセル地区病院の手術室。（3月9日撮影、マセル＝新華社記者/張誉東）
マテカネ氏はあいさつで、中国政府が長年にわたり経済、文化、教育、医療など各分野でレソトを全力で支援していることに対し感謝の意を表し、マセル地区病院の完成と供用開始により地元・周辺住民に強力な医療保障がもたらされると述べた。
呂氏はマセル地区病院について、中国とレソトの衛生・健康分野における協力成果の手本であり、地元の医療・衛生状況を著しく改善すると強調。中国は引き続き中国・アフリカ運命共同体構築の理念を堅持し、各分野での実務協力を拡大、深化させていくと述べた。
レソトで中国が建設を支援したマセル地区病院・眼科診療所。（3月11日、ドローンから、マセル＝新華社記者/張誉東）
マセル地区病院・眼科診療所建設プロジェクトの現場で働く作業員。（3月9日撮影、マセル＝新華社記者/張誉東）
