ドジャースが“有力リリーバー”獲得か「ワールドシリーズ優勝候補4チームが興味」米紙の報道にド軍メディア期待

ロサンゼルス・ドジャースがリリーバーの補強を検討しているかもしれない。米紙『New York Post』の名物記者、ジョン・ヘイマン氏は6月13日の記事でドジャースの補強に触れた。

ヘイマン記者は、「ワールドシリーズの優勝候補4チーム、ニューヨーク・ヤンキース、ロサンゼルス・ドジャース、ボルティモア・オリオールズ、フィラデルフィア・フィリーズが、マイアミ・マーリンズの左腕タナー・スコットに興味を示している」と報じた。

「6月13日のニューヨーク・メッツ戦でJD・マルティネスにサヨナラ本塁打を打たれるまで、18試合連続無失点を記録し、被打率は.140だった」スコットは、今シーズン27試合に登板し、28イニングを投げて5勝5敗。防御率1.93、1ホールド、8セーブと、安定した数字を残している。
ヘイマン記者の記事を受けて、ドジャース専門メディア『Inside the Dodgers』は6月14日、「6月13日に60日間の故障者リストに入れたライアン・ブレイジャーの代わりとして、ドジャースが、スコットの獲得を検討するかもしれない」と伝えた。

同メディアは、「ヘイマン記者は、スコットはヤンキースに移籍する可能性が高いとしたが、ドジャースも契約を試みる可能性があると記した。スコットは今シーズン終了後にFAとなる。マーリンズは23勝46敗で、ナ・リーグ東地区の最下位。プレーオフに進む可能性はほぼない」とし、スコットの獲得を期待している。

構成●THE DIGEST編集部

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