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1回2死二、三塁、近藤は左中間に先制3ランを放つ(撮影・栗木一考)
◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク―阪神(15日、みずほペイペイドーム)
手負いのソフトバンク近藤健介が防御率0点台の先発ジェレミー・ビーズリーから先制となる9号3ランを放った。
先頭の周東佑京が追い込まれてから中前打で出塁すると、続く今宮健太の打席で初球から仕掛け二盗に成功。今宮の四球、栗原陵矢の犠打などで2死二、三塁とすると、近藤がビーズリーの直球を左翼テラス席に運んだ。
この日、交流戦1位の楽天はすでに敗れており、2019年以来の交流戦優勝に望みをつなぐ貴重な先制点となった。
近藤は12日のヤクルト戦(みずほペイペイドーム)の守備で右手を捻挫。翌13日からはDHでの出場が続いている。この本塁打後もハイタッチは左手で行うなど、負傷の影響が残る中でもしっかりと結果を残した。