【バレーボール】日本女子がセルビアにストレート勝ち 試合後はパリ切符祝い記念撮影

パリ五輪行きを決め記念キャップを被り、記念撮影した日本女子代表

バレーボールのネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド女子第3週福岡大会5日目(15日、北九州市・西日本総合展示場)、パリ五輪出場を決めている世界ランキング7位の日本は、同9位のセルビアに3―0で快勝。通算成績は8勝3敗となった。

東京五輪銅メダルのセルビアは控え選手主体のメンバー構成だったが、日本は全力で立ち向かった。第1セットの序盤はミスが目立つも、中盤以降にリードを広げる。後半は21―20と1点差に迫られたものの、24―22の場面で山田二千華(NEC)が速攻を決めて先取した。

第2セットも序盤から優位に試合を進め、石川真佑(ノバラ)、林琴奈(JT)のスパイク、岩崎こよみ(埼玉上尾)のブロックなどで得点を量産。25―18で奪った。最終第3セットも攻撃を手を緩めることなく、ストレート勝ちを飾った。

日本は13日のカナダ戦で2―3と逆転負けを喫したが、国際バレーボール連盟は14日、日本がパリ五輪の出場権を獲得したと発表。6大会連続の五輪出場が確定した。 古賀は日本協会を通じ「パリ2024五輪の出場権獲得がVNLでの目標だったので、素直にうれしい。パリ五輪は厳しい戦いになると思うが、チーム全員で戦うことができるようにいい準備をしていきたい」と決意を新たにしていた。

16日の福岡大会最終戦は東京五輪金メダルの米国と相まみえる。

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