【バレーボール】石川真佑 イタリアで得た攻撃力とオシャレ度「周りから〝変わったね〟と」

茶髪にピアスと、外見も「進化」した石川真佑

バレーボール女子日本代表の石川真佑(ノバラ)が異国の地で得た〝2つの学び〟を明かした。

13日のネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド女子第3週福岡大会(北九州市・西日本総合展示場)でのカナダ戦では、第1セットに9得点を挙げるも、その後に途中交代。チームも2―3で敗れた。15日のセルビア戦は「いいフォーマンスができるような準備をしよう」と気持ちを切り替えて先発出場。チームトップの17得点をマークし、試合も3―0でストレート勝ちを収めた。

2023~24年からイタリア1部でプレーする石川は、世界最高峰の舞台を通じて攻撃力に磨きをかけた。「高いブロックを利用して点数を取ることだったり、プッシュとか、そういったのも昨年からの課題でもあったが、そこをイタリアでも意識しながらやっていたので、攻撃の幅も増えたかなと思う」と手応えを口にした。

外見でも茶髪にピアス姿で試合に臨むなど、以前より柔らかさが増した。「外見も周りから『変わったね』とか、日本に帰ってきて『明るくなったね』と言われるようになった。それもイタリアでの経験、周りの影響もあったのかなと思う」と照れ笑いを浮かべた。

すでにパリ五輪の切符は獲得済み。2度目の大舞台に向けては「東京五輪の時よりも自分自身も成長している部分もある。そういったところはまた新しい気持ちで臨めると思う」ときっぱり。16日に控える福岡大会最終戦の米国でも勝利を収め、さらなる弾みをつけたいところだ。

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