【バレーボール】古賀紗理那の成長に真鍋政義監督が太鼓判「役割は人を成長させる」

マスコットキャラを持ち笑顔の古賀紗理那

バレーボール女子日本代表の真鍋政義監督が〝チームリーダー〟の変化に太鼓判を押した。

14日に6大会連続の14度目の五輪出場が決まった日本は、15日にネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド女子第3週福岡大会(北九州市・西日本総合展示場)でセルビアと対戦。主将・古賀紗理那(NEC)はチーム2位の14得点を挙げ、チームも3―0で勝利した。試合後にはパリ五輪切符獲得について「やったぜー!」と満面を笑みを浮かべた上で「本当にホッとしているし、チームみんなで獲得した出場権だと思う」と感謝を口にした。

チームの大黒柱として存在感を示す古賀に対し、真鍋監督は「古賀は主将3年目だが、女子バレーの主将は仕事が多い。役割は人を成長させる。1年、1年主将としてチームをまとめてくれている」と再敬礼。パリ五輪の目標は「まだ決めていない。選手とスタッフと話し合って決めたい」と語るにとどめたが、16日の福岡大会最終戦となる米国戦は重要な一戦になる。

指揮官は「世界ランキングで3~5位に入ると(パリ五輪の1次リーグを)楽に戦える。そこを狙えるなら明日の試合は大きい。明日は勝ちにこだわりたい」と力強く宣言。大一番を前に、頼れる主将と東京五輪金メダル軍団に全力でぶつかりにいく。

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