「笑い飯」と学ぶ仏教美術 まるごと奈良博でトーク 7、8月、県立美術館

笑い飯の哲夫さん(右)と西田さん(吉本興業提供)

 7、8月に金沢市の石川県立美術館で開催される奈良国立博物館展「まるごと奈良博」の関連イベントに、奈良出身のお笑いコンビ笑い飯(哲夫さん、西田幸治さん)が出演する。哲夫さんは仏教通として知られ、同博物館名誉サポーターを務めており、笑いを交えて仏教美術の魅力を伝える。

 関西学院大哲学科卒の哲夫さんは独学で仏教を学んだ。東大学園祭で仏教講座を開いたり、仏教関連の書籍を執筆したりするほどで「仏教マニア」を自称する。

 トークショーは哲夫さんの仏教美術講座と、西田さんとの漫才があり、7月15日に県立図書館、8月11日に県立美術館で開かれる。いずれも参加無料で、図書館会場の申し込みは6月18日からホームページで先着140人限定で受け付ける。

 美術館会場については、往復はがきで応募のあった中から抽選で200人程度を選び、入場する際は奈良博のチケットの提示が必要となる。はがきは7月19日必着。

 まるごと奈良博は県、県立美術館、北國新聞社でつくる実行委員会が主催し、7月6日~8月25日に開かれる。

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