五輪=IOC、ロシア勢14人らのパリ大会出場を承認

[ベルリン 15日 ロイター] - 国際オリンピック委員会(IOC)は15日、パリ五輪への出場を許可するロシアとベラルーシの個人の中立選手(AIN)に関して、第1段階としてロシア選手14人、ベラルーシ選手11人を承認したと発表した。

自転車ロードレース、トランポリンなどの競技では両国の選手の出場が承認されたが、テコンドーなどでは出場枠を獲得していた選手は承認されなかった。

IOCは当初、2022年にウクライナへの軍事侵攻を開始したロシアと同盟国ベラルーシの国際大会への参加を禁止することを推奨。しかしその後、AINとしてのパリ五輪参加を認めるとした。

承認された選手はIOCが任命した3人のパネルによる審査プロセスにて、必要な条件を満たしているか確認される。IOCによると、約36人のロシア選手、約22人のベラルーシ選手がAINとしてパリ五輪に出場する見通しという。

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