安全・安心へ、地域団結強化 福島県消防大会決議を採択

県消防大会で万歳三唱をする関係者=二本松市

 二本松市で15日に開かれた第77回県消防大会では、約600人の消防関係者が、安全で安心な住みやすい地域社会の実現を目指して団結を強めた。

 県消防協会の西山敏彦会長が「消防人の使命を肝に銘じ、消防組織の活性化と地域との連携を図りながら消防活動を展開し、本県の復興・創生のために一層努めていきたい」と式辞を述べた。内堀雅雄知事、開催地の三保恵一市長があいさつした。

 民友旗の贈呈は県消防表彰、県消防協会表彰などに続いて行われた。福島民友新聞社の野崎広一郎常務が大玉村消防団の高橋信一団長に民友旗を手渡した。渡辺淳一副団長が同席した。受賞者を代表して二本松市消防団の鈴木朝裕副団長が謝辞を述べた。

 大会では「地域防災の中核として消防の使命達成にまい進する」とする大会宣言と「地域住民に信頼される消防人となる」などとした3項目の大会決議を採択した。

 出席者が消防組織の一層の発展を願って万歳三唱した。

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