エイトベース(東京)来店100万人突破 開館4年弱、コロナ後の客足順調

100万人目の来店者となり、笑顔を見せる菊池和紀さん(左から2人目)、宰里さん(同3人目)夫妻と女将の高橋泰恵さん=15日、東京都内

 東京・内幸町の八戸都市圏交流プラザ「8base(エイトベース)」の来店者が15日、開館から4年弱で100万人を突破した。店関係者が、節目となった都内在住の夫婦に南部せんべいやりんごジュースなどの圏域特産品詰め合わせを贈呈し、達成を喜んだ。

 エイトベースは2020年9月にオープン。初年度は約半年で19万人超が訪れたが、その後は新型コロナウイルス禍によって時短営業や酒類の提供制限などを余儀なくされた。現在は再び順調に来店者数が推移している。

 100万人目となったのは、菊池和紀さん(53)と妻の宰里さん(49)。八戸市のマスコットキャラクター「いかずきんズ」のこかぶくんもお祝いに駆け付けた。2回目の来店だという2人は「まさか100万人目とは…」と驚いた様子。イカが好物だといい、「以前にも行ったことはあるが、八戸は新幹線も通っていて便利なのでまた遊びに行きたい」と話していた。

 エイトベースの女将・高橋泰恵さんは「コロナ禍の時期もあったので感無量。魅力的な商品をそろえ、懐かしいと思ってもらったり、圏域への“玄関口”になったりするような店にしていきたい」と話した。【全文】

© 株式会社デーリー東北新聞社