空手で東海、全国大会や世界選手権へ 伊勢の選手ら健闘誓う、市長を訪問 三重

【大会に向け意気込む選手たち=伊勢市の市小俣総合支所で】

 【伊勢】空手の東海大会や全国大会、世界選手権に出場する日本空手協会伊勢支部の選手らが14日、三重県伊勢市の市小俣総合支所で鈴木健一市長に抱負を述べた。

 選手は、市内近郊の小学2年―中学3年の9人と社会人の2人。小中学生らは、3月にあった県予選で学年男女別の各部門で上位となり、6月の東海大会や8月の全国大会に出場を決めた。全国大会に初出場する二見中学3年小川瑞稀さんは「初の全国大会を楽しみたい。ベスト8を目指す」と意気込んだ。

 支部の指導者で皇學館大空手部監督の西村浩行さん(62)は、国内予選を経て、10月の世界空手道選手権大会(熟練者60―65歳の部)に出場する。5年前のアジア大会で優勝経験がある西村さんは「まずは一勝。型と組手で、いい成績を残したい」と語った。

 鈴木市長は「楽しんで、ベストを尽くしてください」と激励した。

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