パリオリンピック「金」獲得誓う レスリング女子代表の桜井つぐみと元木咲良、育英大壮行会で決意新た

寄せ書きの入った日の丸の旗を手渡された元木(左から2人目)と桜井(同3人目)

 パリ五輪のレスリング女子日本代表で、57キロ級の桜井つぐみ(育英大助手)と62キロ級の元木咲良(同)が15日、群馬県前橋市内で行われた五輪への壮行会(育英大主催)に出席し、約150人から激励を受けた。

 学校法人群馬育英学園の中村義寛理事長が「群馬の代表、日本の代表として持てる力を存分に発揮して」、育英大・育英短大の石井学学長は「自信を持ち、平常心で戦いに臨んで」と激励した。

 桜井は「五輪予選は過酷で勝つことが難しかったが、そのおかげで一皮むけることができた。絶対に金メダルを取って帰ってくる」、元木は「多くの人の支えでここまでこられた。勝ちたい気持ちを前面に出した気迫あふれる試合をして、金メダルを獲得したい」と決意を新たにした。

 花束や応援の言葉を寄せ書きした日の丸の旗が両選手に贈られ、育英大レスリング部員がエールを送った。

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