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ルーキー左腕の快進撃が止まらない。
現地6月15日、シカゴ・カブスの今永昇太は、本拠地リグレー・フィールドで行なわれたセントルイス・カーディナルス戦に先発登板し、7回4安打1失点、無四球、6奪三振と好投。チームを5対1の快勝に導き、今季日本人最多となる7勝目(1敗)を挙げた。これで防御率は、ナ・リーグ3位の1.89となっている。
4回に犠牲フライで先制を許すも、相手打線を最少失点に封じた今永。1点リードの7回1死一、二塁という局面では、ディラン・カールソンをレフトフライ、ブレンダン・ドノバンを空振り三振に打ち取り、力強くガッツポーズを披露する場面も。メジャー移籍後最多の103球を投げ、チームの連敗を「2」でストップさせた。
MLB公式サイトによると、同僚のニコ・ホーナーは試合後、「彼(今永)がいなかったらどうなっていたか、想像し難しい」と言及。「彼の登板日が近づくと、クラブハウスに足を運ぶのが楽しみになる。これはファンも同じだと思う。マウンドに上がれば、観客席からざわめきや大歓声が沸き起こる」と語ったという。
7回にドノバンを三振に仕留めたシーンについては、「彼は自信に満ちていて落ち着いているけど、最後の三振みたいに感情を表に出すことも恐れない。間違いなく、この試合における重要な瞬間だった」とコメント。「彼は我々にとっておそらく最も価値のある選手であり、信じられないほどの力を持っている」と続けていた。
今やチームにとって欠かせない存在となっている今永。今後も彼のパフォーマンスから目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部