童謡を次世代に ソプラノ・大島良子さんら来場 観客と一緒に歌う場面も/岡山・津山市

「童謡ひろば~うたわらべ」をゲストに迎えた、第2回アル音街角コンサートが15日、岡山県津山市新魚町のアルネ津山1階エントランスで開かれ、買い物客や家族連れら約50人が懐かしい調べを楽しんだ。

代表のソプラノ・大島良子さんとピアノの先本潤子さんが来場。ドボルザークの「わが母の教えたまいし歌」でしっとりと幕開け。大島さんの軽快なトークを交えながら「みかんの花咲く丘」や「アメフリ」などで澄んだ歌声を響かせた。子どもたちに人気の「虹」やエンディングの「手のひらを太陽に」では観客も歌詞カードを手に元気よく一緒に歌い上げた。

今後もアル音街角コンサートに定期的に出演する予定。大島さんは「童謡を次世代に伝えたい一心で続けてきて16年目。こうした場所で演奏できることがうれしい」と話していた。

懐かしい調べを響かせる「童謡ひろば~うたわらべ」

© 津山朝日新聞社