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バレーボールのネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド福岡大会(北九州市・西日本総合展示場)は、海外チームの試合も大盛況だ。
福岡大会の男女日本戦は、チケットがほぼ完売。日本のユニホームやグッズを持ったファンが声援を送っているが、日本戦以外の試合も人気だという。今回は初めて日本戦と海外戦のチケットを別々に販売したところ、日本戦のチケットをとれなかったファンも多く来場した。ある運営関係者は「日本戦以外でも多い時は5000人以上の観衆を集めた試合もありました」と目を丸くした。
さらに一部の座席を除いてほぼ自由席で販売した点も好評だった。別の運営関係者は「コートからより近い座席で臨場感ある試合を見られる機会をファンの方々に提供できたのもよかった」と納得の表情。価格帯が日本戦と比べて安価な点もプラスに働いた。同関係者は「将来的にはバレーを見たことがない方、特に開催地の地元の方に、トップレベルのバレーを見ていただき、バレーファンが増えるきっかけにできればうれしい」と期待を寄せた。
福岡大会には福岡県内25の小学校から6年生を約1500人を招待され、世界レベルのプレーを肌で体感。運営側の〝競技普及〟への思いは、着実に広がっているようだ。