松山・北条「かざはや楽市」50回目 ステージ演奏や飲食など楽しむ

「かざはや楽市」で初めて行われた浮桟橋上の弾き語りライブを楽しむ来場者

 愛媛県松山市北条地域の恒例イベント「かざはや楽市」が16日、50回の節目を迎えた。JR伊予北条駅前通りのメイン会場と近隣2カ所の会場を来場者が巡り、謎解きやステージでの演奏、飲食販売など多彩な催しを楽しんだ。

 「―楽市」は北条地区まちづくり協議会がにぎわいとコミュニティーづくりを目的に2012年7月から開催。昨年から3会場を回遊する形式に改め、出店者も北条在住・出身者に限定して新しい魅力づくりに取り組んでいる。

 名物「風早カリー」の販売など30店が軒を連ねた駅前通り会場では、小学生以下を対象とした謎解きイベント「北条の謎を探れ!」が行われた。謎解きで指定された場所を探してキーワードを見つけ、一つの言葉を作り上げるもので、子どもたちは会場を所狭しと駆け回り、友達と相談しながら答えを見つけていた。初の試みとして浮桟橋上での弾き語りライブもあり、来場者を楽しませた。

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