「日本代表選手はタイトルの妨げとなる」遠藤航は控えに降格させるべき。英メディアが主張「賢明な補強だったと証明したが...」

アルネ・スロット新監督の下で新シーズンを迎えるリバプールは、夏の補強が注目されている。以前から新戦力獲得のうわさが絶えないポジションのひとつが、遠藤航がプレーする守備的MFだ。

リバプールが興味を示していると言われるひとりが、ヨーロッパリーグを制したアタランタのエデルソン。英メディア『FootballFanCast』は6月15日、遠藤を上回るパフォーマンスが期待されるとして、エデルソンを獲得すべきとの見解を示した。

同メディアは「今夏、エンドウを売るべきではない。クロップ退陣後のリバプールが複数の大会で競っていくためには、彼がもたらす層の厚さは重要だ」としつつ、エデルソン獲得を勧めている。

「だが、日本代表選手はモビリティと積極性に欠ける。リーグを通じてアーセナルやシティといったチームと競い、タイトルを追い求める妨げとなるだろう」

「エデルソンは洗練された、もっとダイナミックなスタイルをもたらすはずだ」

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さらに、FootballFanCastは「エンドウにも強みはある。だが、キャリア終盤に差しかかり、シンプルに、エデルソンと同じレベルの数字を生み出すことはできない」と続けた。

「エンドウのほうがエデルソンよりパスで優れているように見えるが、これはリバプールのシステムだったからというところが大きい。シュツッツガルトでは2022-23シーズンにパス成功率80%」

最後に、同メディアは「エンドウのスキルを貶めるものではない。昨夏の驚きの加入以降、彼は賢明な補強だったと証明した」としつつ、「最終的に、リバプールには昨季の成功に基づいて築き、成長において次のステップを踏み出す必要がある。成功するための武器をスロットに与える必要がある」と締めくくった。

「エデルソンを獲得すべきだ。3700万ポンド(約74億円)なら、ファンが後にお買い得だったと振り返るような取引となるかもしれない」

遠藤を貴重な戦力のひとりと評価しつつ、新たな6番の獲得を求める声は少なくない。スロット・リバプールはこの夏、日本代表キャプテンの競争相手を手に入れるのか。その動きが注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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