山本由伸の降板の訴えにロバーツ監督もビックリ「彼は耐久性があったからとても驚いた」

ドジャースのロバーツ監督(ロイター=USA TODAY Sports)

ドジャース・山本由伸投手(25)の緊急降板にはロバーツ監督もビックリだった。15日(日本時間16日)のロイヤルズ戦(ドジャースタジアム)で2回を投げ終わったところで上腕三頭筋の張りを訴えて降板。まさかの事態にベンチは大慌てでブルペンと連絡を取ることになる。

前回のヤンキース戦後から張りを感じ、ロバーツ監督もその都度、コーチを通じて報告を受けていたが「私が理解しているのは週の間に痛みがあり、それはタイラー(グラスノー)も同じで、それでもみんな投げ切ったりする。3回には投げられないと、2回が終わったところで初めて知った。続投できないと言ったので交代の判断をした」と想定外の2イニング降板だったという。

そのため「驚いた。彼はこれまでのキャリアの中でも耐久性があったからとても驚いた。2イニングしか投げられないと最初から知っていたら我々も登板させていない。彼が今夜自信を感じていたから登板した」と信頼していたことを強調し、今後については「ドクターと相談。明日腕を診てもらい、検査が必要かを判断してもらう」とした。

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