MLBドラフトリーグで衝撃与えた佐々木麟太郎 ウーバーイーツでハマっているものは?

佐々木麟太郎

花巻東高を卒業して米名門スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手(19)が15日(日本時間16日)、将来有望なアマチュア選手が出場するMLBドラフトリーグに参加し、トレントン・サンダーの一員としてマホニングバレー・スクラッパーズ戦に「4番・一塁」で先発出場。
トレトンでの本拠地デビューを飾った。

初回二死一塁の第1打席、4回の第2打席とも二ゴロ。6回一死一塁の第3打席は三飛に倒れ、8回の先頭だった第4打席は四球を選んだが、3打数無安打に終わった。

しかし、8回に四球で出塁した際は、次打者の適時二塁打で一塁から一気に本塁へスライディングを決めて生還し、好走塁を見せた。

これでMLBドラフトリーグは4試合に出場し、打率2割3分1厘、1本塁打、5打点、3得点をマーク。特に米デビュー戦となった11日(同12日)のフレデリック・キーズ戦では3回に右越え決勝2ランを含む2安打3打点と大暴れし、米球界に衝撃を与えた。

MLB公式サイトでは「日本のトッププロスペクト」「日本の怪物ホームランヒッターが米デビューでいきなりアーチ」と大々的に取り上げられた。

そんな佐々木を米メディア「ABCニュース」は「佐々木のような日本のエリート有望株がドラフト制度を見送った前例はない。アメリカの大学に通うことで佐々木は3年後にドラフト指名を資格を得ることになり、MLBへの道を早めることになる」と指摘。

さらに「APカレッジスポーツ」の記事を引用して「彼はウーバーイーツを使って、お気に入りのチポトレ(メキシコ料理レストランチェーン店)のような食べ物を注文している。彼は英語をほとんど話さないにもかかわらず、静かなカリスマ性があり、とても印象的。チームメートもみんな彼に感心している。彼はアクティブでプレーする準備ができているかのようにフィールドにエネルギーをもたらした」と紹介している。

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