イスラエル首相、ガザ南部巡る軍の活動停止計画を非難

James Mackenzie

[エルサレム 16日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は、16日に軍が発表したパレスチナ自治区ガザ南部での活動停止計画を非難した。

軍はガザ南部の一部地域で毎日、軍事活動を一時停止すると発表。国際援助機関が人道危機の悪化を警告しており、より多くの援助物資搬入を可能にする。

ケレム・シャローム検問所からサラ・アル・ディン道路を経て北に向かう道路沿いで、0500─1600GMT(日本時間午後2時から翌日午前1時)まで停止するという。ラファでの戦闘は継続するとした。

イスラエル当局者によると、午前中に11時間の活動停止報告を聞いた首相は軍事担当秘書官に受け入れられないと伝えた。

民族主義的な宗教政党の一つを率いるベングビール国家安全保障相は軍事活動停止計画を非難し、決定した者は解任されるべき「愚か者」だと述べた。

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