福祉や介護分野への就職を後押し 今後2年間で1500人採用へ【長崎県】

今後2年間で1500人の採用を目指します。

福祉や介護の仕事に関心を持つ人を対象とした面談会が、長崎市で開かれました。

長崎市の出島メッセ長崎で開催された「ふくしの仕事就職フェア」には、県内の高齢者福祉施設や障害者支援施設など52の法人が参加しました。

福祉・介護分野は人手不足が深刻で、県と県社会福祉協議会は就職を後押ししようと毎年、面談会を開いています。

県内では、2022年度時点で、約2万8500人が介護サービス業についていて、県は2年後の2026年度までに1500人増やしたい考えです。

16日、就職活動中の学生など約100人が参加し、施設の職員から仕事の魅力や有休を時間単位で取れるなど待遇面についても説明を受けました。

介護分野志望の専門学校生
「手伝えることはしっかり手伝って、高齢者の方ができることはしっかりやっていただくことが大切だということが分かりました」

社会福祉法人啓正会 人事課 大串和也課長
「若者が県外流出が多かったり、介護の仕事を選ばないというところがあるので、若者へのアピールと保護者へのアピールに力を入れている」

面談会は6月23日午後1時から佐世保市のアルカスSASEBOでも行われる予定です。

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