【バレーボール】福岡大会最終戦 日本女子は東京五輪金メダルの米国にストレート負け

米国の高いブロックを相手に、得点を決めた和田由紀子(右)

バレーボールのネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド女子第3週福岡大会最終日(15日、北九州市・西日本総合展示場)、日本は東京五輪金メダルの米国に0―3で敗戦。通算成績8勝4敗で予選ラウンドの全日程を終えた。

すでに出場を決めているパリ五輪1次リーグの組み合わせを有利に進めるには、世界ランキングを上げることが必須。高さとパワーの光る難敵に対し、岩崎こよみ(埼玉上尾)、林琴奈(JT)、古賀紗理那(NEC)、石川真佑(ノバラ)、山田二千華(NEC)、荒木彩花(久光)が先発出場した。しかし、序盤から苦戦を強いられ、第1セットを15―25で落とす。第2セットも18―25で奪われ、第3セットも24―26で屈した。

ただ、VNL予選ラウンド7位以内入りは確定済み。今後はファイナルラウンド(20日開幕、タイ・バンコク)に出場する。山田はパリ五輪に向けて「VNLで上位に食い込めたらメダルも見えてくる。メダルが取れたら次の自分たちの強みにもなると思うので、段階を踏みながら、五輪のメダルを目指して頑張っていきたい」と展望を語っていたが、残された時間で1つでも多くの経験を積みたいところだ。

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