市街地活性化や観光、防災などが争点 現職と新人2人による三つどもえの選挙戦がスタート 任期満了に伴う下田市長選挙が告示=静岡

任期満了に伴う静岡県下田市の市長選挙が6月16日告示され、現職と新人2人による三つどもえの選挙戦が始まりました。

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下田市長選に立候補したのは届け出順に、2期目を目指す現職の松木正一郎氏(63)、新人で元県副知事の土屋優行氏(69)、新人で元下田市議の長友くに氏(77)の3人です。

<松木正一郎候補>
「攻めの防災で安全の基盤を作り、新しい観光で賑わいを取り戻す。そしてもう1つ、教育・子育て、これにも力を入れます」

松木氏は、空き店舗の改修費補助で中心市街地の復活を目指していることなど、1期目の実績を強調しました。

<土屋優行候補>
「いまの人口が1万9000人を割っています。私たちの大好きな下田がなくなってしまうわけです。そこをどうにか残したい」

土屋氏は、2024年2月の出馬表明以来、集めてきた市民の意見をもとに、みんなが好きになる街を作りたいと訴えました。

<長友くに候補>
「下田を、西伊豆、松崎、南伊豆からのごみを運んで、ごみ捨て場にしていいのか。広域ごみ焼却場を止めてみせます」

長友氏は、議員時代から訴えていたごみ処理施設の問題に加え、下田港の廃棄船の処理など防災対策の必要性を主張しました。

下田市長選は6月23日に投票が行われ、即日開票されます。

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