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女子バレーボール「ネーションズリーグ(VNL)」予選ラウンド第3週、日本代表は6月16日、福岡県北九州市の西日本総合展示場で、東京五輪で金メダルを獲得したアメリカ代表と対戦し、ストレート負け(15-25、18‐25、24-26)を喫し、ホームでの4戦を2勝2敗で終えた。
第1セットはアメリカの連続ポイントで始まり、常にスパイクで圧倒される展開に。古賀紗理那や石川真佑のスパイクで一度は逆転に成功するも、アメリカも再逆転。そのまま流れをつかめず15-25でセットを献上した。
第2セットも終始アメリカペースで18-25と圧倒され、後がない第3セットはメンバーを変更。12-9とリードを奪うも、20-24とマッチポイントを取られる。そこから日本も意地の4連続得点でデュースに持ち込むが、24-26で敗戦。1セットも取れない、まさに完敗だった。
試合後にエースでキャプテンの古賀は「最初のセットから戦術的なサーブを効果的に叩かれてそこでちょっと崩れてしまった。私達のコンビが通らなくなった時の次の手次の手っていうのができなかったのが今日の敗因」と振り返った。
また、今後について、6月20日からタイのバンコクで行なわれる決勝ラウンドについては、「試合がすぐなのでもう1回整理して入れるようにしたい」と話し、7月28日から開催されるパリ五輪に向けては、「本当に日本は組織的なディフェンスをしないとチームとしても苦しくなると思うので、そういうところを徹底してやっていきたい」とした。
構成●THE DIGEST編集部