農商生が花壇再生 桜ヶ丘公園愛護会と協力 平塚市

花を植える関係者

平塚農商高校の花卉研究班の生徒8人が6月5日、桜ヶ丘公園(桜ケ丘)の花壇に実習で育てた花の苗を植えた。同公園愛護会の会員約10人も協力し、約30分かけて作業を行った。

3年前、同会が近隣住民の交流と公園美化などを目的に同校へ花壇整備を依頼。年に2回実施されており、今回で7回目となった。今回は、ヒマワリ、マリーゴールド、キンギョソウの苗を植え付けた。

同班の班長・松井優梨奈さん(3年)は、「人見知りだったけれど、花壇整備を始めてから地域の人と話すようになった。小さい子どもも花壇に来てくれてうれしい」と話し、同会の今井照男会長(70)は、「生徒の手際がよくて驚いた。ラジオ体操をしている人たちが毎日花壇に水をまいてくれるので助かっている」とほほ笑んだ。

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