佐賀市北商工会女性部（於保靜枝部長、53人）は12日、同市の大和町、富士町、三瀬村の高齢者施設5カ所に季節の花の寄せ植えを贈った。
従来は施設を訪れて歌や踊りを披露し、利用者らと親交を深めていたが、近年は新型コロナ対策のため、部員たちで作った寄せ植えのプランターをプレゼントしている。今年はジニアやニチニチソウなどのプランターを各施設に四つずつ配った。
大和町の指定介護老人福祉施設「ロザリオの園」では、於保部長がプランターなどを施設職員や利用者代表に手渡した。馬込節子園長は「周りに花があると、利用者の方々の表情が明るくなり、スタッフとの会話も弾む。土に触ったり、草を抜いたりとお世話を楽しまれる方も多い」と感謝した。
施設への貢献活動は、6月10日の「商工会の日」に合わせて毎年実施し、今年で40回目。同商工会管内のこども園などにはオリジナルせんべいを、県動物管理センターには古タオルを贈った。（伊東貴子）
