「長崎の玄関口を守る」長崎駅前交番を新築 交通広場東側 バス停横に

新築する長崎駅前交番のパース図(県警提供)

 県警は14日、長崎市尾上町で整備中の交通広場東側に、長崎駅前交番を新築する計画の概要を発表した。建設地はエレベーターやエスカレーター、トイレなどを備える昇降設備の横で、国道202号に面した長崎駅前(交通広場)バス停そば。県警装備施設課は「長崎の玄関口を守る新たな交番」としている。
 現在の長崎駅前交番は駅周辺の整備のため、2021年11月から旭大橋東口付近の仮庁舎で運用。同課によると、新庁舎は今年7月ごろ着工し、来年3月ごろまでに完成する予定。供用開始は未定としている。
 新庁舎は鉄骨2階建てで、建築面積約64平方メートル、延べ床面積約110平方メートル。交通広場と調和する白とグレーを基調としたデザインで、来庁者の利便性に配慮した相談室やカウンター、駐車スペースを設置する。
 長崎駅前バス停の一部が新庁舎の敷地と重なることから、今後、バス停を含む周辺の動線が変更となる見込み。同課は看板などで周知する予定としており、理解と協力を呼びかけている。

長崎駅前交番建設予定地

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