B2ライジングゼファー福岡の司令塔・兒玉貴通が鹿児島レブナイズ移籍 来季は同じB2西地区でライバルに

B2プレーオフで奮闘するライジングゼファー福岡の兒玉貴通(右)=5月5日、福岡県飯塚市(撮影・穴井友梨)

バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)のライジングゼファー福岡は17日、ポイントガードの兒玉貴通(32)が退団し、B3鹿児島レブナイズに移籍すると発表した。

身長166センチの兒玉は福岡・宗像高から大東文化大に進み、香川などを経て2023年6月に福岡に加入。2023~24年シーズンは59試合に出場してチームトップの1試合平均アシスト数3・5を記録するなど、司令塔として福岡のプレーオフ進出に貢献した。

兒玉はクラブを通じ「地元のチームやブースターの方々と一緒に戦えた時間はかけがえのないものでした。さらに成長した姿を皆さんにお見せできるように頑張ります」とコメントした。

福岡は2023~24年シーズン、36勝24敗の西地区2位。B1昇格を懸けたプレーオフは初戦の準々決勝で敗退し、ラモン・ロペス・スアレス前監督が契約満了で退任した。鹿児島は24~25年シーズンのB2昇格が決まっており、福岡と同じ西地区でリーグ優勝と1部昇格を懸けて戦う。(山崎清文)

◆兒玉貴通のコメント全文

1シーズンたくさんの応援本当にありがとうございました。

地元でプレーできたこと、6年ぶりにライジングがプレーオフで戦えたこと、このチームやブースターの方々と一緒に戦えた時間は、かけがえのないものとなりました。

個人的に良いも悪いも多くを学ばせてもらったシーズンだったので、今後に生かして、さらに成長した姿を皆さんにお見せできるように頑張ります。

今度も応援していただけるとうれしいです。

本当にありがとうございました。

© 株式会社西日本新聞社