小池都知事「ミセスユニバース」ファイナリスト表敬訪問で女性のパワーに期待「未活用エネルギーの最たるもの」

小池百合子都知事(中央)とミセスユニバースファイナリスト.jpg

東京都の小池百合子都知事が17日、2024年7月23日に行われるコンテスト「ミセスユニバースジャパン2024」のファイナリストから表敬訪問を受けた。

「ミセスユニバースジャパン」は社会貢献への思いや行動を重視した、挑戦に望む女性のためのコンテストとなっている。表敬訪問では東京出身または東京在住のファイナリスト、および運営会社・ベリッシマジャパン株式会社の大島一恵代表が出席した。

小池氏はファイナリストとの談話で「皆さんが社会の中で役に立ちたいという思い・エネルギーに満ち溢れているということをしっかり受け止めました」と語ると、女性の活躍の場がいまだ絞られてしまっていると、女性を取り巻く環境について言及。「そこにはアンコンシャス・バイアス、潜在意識がある社会の問題でもあります。皆さんのように活躍されている方が、他の女性の皆さんの励みになると思います」と続け、ファイナリストの今後に期待を寄せた。

その上で、他の先進国と比較してもジェンダーギャップが大きく、女性が自身のパワーを発揮できていないことについて「もったいないと思っています。未活用・未利用エネルギーの最たるものだと思っています」と告白。今回のファイナリストの活躍が、次世代の女性の生き方にもつながると説明し、「もっと皆さんが輝けるような東京にしたいと思っています。ともに頑張っていければ」と都としてのサポートを表明していた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社