【バレーボール】VNL福岡大会の運営に海外チームから感謝の声 スロベニアからは長文メッセージ

女子も盛り上がりを見せているVNL会場

バレーボールのネーションズリーグ(VNL)予選ラウンド福岡大会(北九州市・西日本総合展示場)の会場運営に対し、海外チームから感謝の声が上がっている。

連日多くのファンが詰めかける福岡大会は、トレーニングジム、トレーニングコートなどが本会場に隣接。ベストコンディションで試合に臨むことができるため、選手から好評だという。

男子(4日~9日)に出場したスロベニアの選手は、運営関係者にメールで感謝の気持ちを伝えたという。「このメールは、日本でのVNLトーナメント開催に携わるすべての方々を対象としています」と切り出した上で「過去のシーズンでは、主催者側の柔軟な対応に限界があったため、調整に難航したことがあり、それは昨年も取り上げました。しかし、今回、このイベントの準備と実行における並外れた仕事ぶりを称賛することが重要です」とつづった。

さらには「これまでの大会と大きく異なる点は、競技場、トレーニングホール、フィットネス施設などが1か所に集まっていることです。選手たちが食事や休養にすぐにアクセスできることは、チームにとって大きなメリットです。食事はすばらしく多様で、部屋は十分に広く、スタッフは親切です。競技場、フィットネスセンター、トレーニングホールの準備に多くの労力を費やし、それが見事に実を結んだのだと思います。本当におめでとうございます!」と長文で思いを伝えたという。

これには運営関係者も「感謝の連絡をいただいたスロベニアチームの心遣いは、関わったスタッフへ安心と自信を与えてくれました。その上で過去の国内で一番だったと言ってくれたのは、運営の仕方が間違いじゃなかったと思えた。次の大会にもつなげていきたい」と頭を下げた。日本人が持つ気配りの心は、海外チームにも届いていた。

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