熊谷知事「さまざまな財産が生まれた」千葉県誕生150周年記念事業がフィナーレ

熊谷知事「さまざまな財産が生まれた」千葉県誕生150周年記念事業がフィナーレ

 2023年6月から始まった、県誕生150周年記念事業。そのフィナーレイベントが、6月15日と16日の二日間にかけて行われました。

 青空が広がった九十九里浜沿いには15日、多くの人の姿が。この会場では、「手首をつないだ人の最も長い列」のギネス記録に挑戦し、4500人余りの人が参加しました。

 しかし、結果は、参加者全員で手を繋いでいた時間が57秒で、基準の60秒に達しなかったため、記録更新にわずかに届きませんでした。

 グランドフィナーレイベントは、16日、勝浦市内で行われました。

 ホールステージではトークイベントが行われたほか、多様性を尊重した社会づくりに取り組む「ちばダイバーシティ宣言」を熊谷知事が趣旨に賛同した人たちとともに宣言しました。

 そして、イベントの、トリを飾ったのは「美爆音」でおなじみ、習志野高校吹奏楽部が圧巻のパフォーマンスで会場を盛り上げます。

 さらにクライマックスには記念事業の総合プロデューサー 小林武史さんとともに、小林さん作曲の曲「to U」が披露され、1年に及ぶ記念事業は幕を閉じました。

 一夜明け、熊谷知事はこの記念事業について、次のように振り返りました。

 熊谷俊人知事
 「1年間、企業や市町村などあらゆる県内の団体の人たちが周年事業に参画してもらい、いままでにない市町を越えた連携や官民連携、さらには民間同士の連携も含めてさまざまな財産が生まれたので、これをどのように次に繋げていくかが大事なポイントだと思う」

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