【フィリピン】セブランド、バコロド市に大型ホテル開業[観光]

フィリピンの中部セブ市を本拠とする不動産開発大手セブ・ランドマスターズ(CLI)は14日、中部ビサヤ地方の西ネグロス州バコロド市に国際ホテルを開業したと発表した。客室数は200室で、同市の国際ホテルとしては最大規模となる。

20億ペソ(約54億円)を投じて「シタディーン・バコロドシティー」を建設した。シンガポール政府系不動産開発会社キャピタランド傘下のアスコットが運営を担う。当初の宿泊料金は1泊4,000ペソからとなる。

面積1,000平方メートル規模の展示場を併設し、7月からイベント予約を開始する。大広間の収容人数は650人となる。

セブ・ランドマスターズはホテル事業を強化している。セブ市で「シタディーン・セブシティー」(客室180室)など3軒を運営しているほか、年内に南部ミンダナオ島ダバオ市の「シタディーン・パラゴン・ダバオ」(同263室)など2軒の開業を予定している。さらにセブ州では「ソフィテル」「アバカ」「メルキュール」などのブランドホテルの建設を進めている。

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