プロが伝授!梅雨どきの子供用品向け「簡単・安心カビ対策」お掃除テクニック

6月8日、気象庁は九州南部の梅雨入りを発表した。湿気が多いこの季節。“カビ対策”はしているだろうか?カビの原因になるという“汚れ”、特に子供用品はきれいにしておきたい。
今回は安心で簡単な掃除術をプロに教わった。

素材別!子供用品のお手入れ方法

宮崎市内海にあるおさがりショップ「サガリオ」。店内にはたくさんの子供用品が並んでいる。サガリオは、使わなくなった商品を買取販売しているリサイクルショップで、特にクリーニングに力を入れている。

お手入れ方法を教えてくれるのは、サガリオの川野愛奈さん。
最初に教えてもらったのは、“プラスチック製”のおもちゃのお手入れ方法。

サガリオ・川野愛奈さん:
細かいところに入ったものをホコリ落とすのがハケ。お掃除用に1本持っておくといい。赤ちゃんとか口に入れたりするので、ノンアルコールタイプのウェットシートで拭き上げる。汚れがしっかりついている時は歯ブラシで汚れ落として水につけておく。

続いて“木製”のおもちゃ。木製のおもちゃは水に漬け込んで汚れを落とすのがNGのため、軽く電解水のクリーナーで拭いてから陰干しをする。

また、油や皮脂の汚れに強い重曹は弱アルカリ性になっているので、油汚れや皮脂汚れなど酸性の汚れに効果的だという。ぬるま湯に大さじ1杯を溶かして使う。

3つめは布製のおもちゃ。

サガリオ・川野愛奈さん:
歯ブラシとかでホコリを落として、汚れがひどい時にはスプレーして水につけてもみ洗いしていただくといい。スプレーは、自宅にある洗濯洗剤と水を1対1で混ぜたものでよい。服にも使える。

ーー布と別の素材が一緒になったものもあるが、ベビーカーとかチャイルドシートとかそういったものはどうすれば?

サガリオ・川野愛奈さん:
布の部分をはがして布はお洗濯、本体は粘着テープでホコリ取る。

「解体したあと元に戻らない!」ということがないように、川野さんは、解体する前に写真や動画を撮り、取り付ける時に困らないようにしているという。

リユースの衣料品コーナーも

サガリオの2階はリユースの衣料品が並んでいる。今の時期は水着や浴衣、甚平も入荷しているという。

甚平も浴衣も1年後にはもう入らずパツパツなんてことはよくあるので、是非活用していただきたい。

(テレビ宮崎)

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