崎戸海浜公園を立ち入り禁止に 落石対策で来月末まで 長崎・西海市

 長崎県西海市は17日、同市崎戸町の崎戸海浜公園への立ち入りを禁止するとともに、同公園沿いの臨海道路(約400メートル)を通行止めにしたと発表した。道路への落石防止対策工事に伴う措置で、7月31日までの予定。
 この道路沿いは片側が崖で、県によると今年2月、道路に落石があったほか、先月下旬には、落石を受け止めるために設置しているコンクリート製ブロックと崖との間で、大きな岩が割れた状態で見つかった。
 同公園の広さは約1万平方メートル。長さ約130メートルの人工砂浜やシャワー室を備えたトイレ、約70台収容の駐車スペースなどがあり、夏は海水浴客でにぎわう。

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